接着剤セミナー
接着剤セミナーがひらかれました。
今回は専門家をお招きして
普段使っている接着剤について、より理解を深めることができました。
◇接着剤セミナー <企画担当/進行:はやし弘志>
▼講師:株式会社オーシカ 名古屋営業所 松崎 力 様
http://www.oshika.co.jp/
▼日時:2月17日(火)13:00〜16:30
▼会場:名古屋市女性会館 第1集会室
▼参加者(敬称略、順不同):18名
宮本 齋田 服部 近澤 福岡 南部和幸 若森
賀來 谷本 鳥羽 山本 高木 高橋 中村
木元 小松 久津輪 はやし
▼講習概要
1.接着の原理
2.接着のメカニズム
3.接着剤の種類
4.固化のメカニズム
5.接着剤を効果的に使用するために
6.接着剤の適切な使い方
7.接着の被着材のチェックポイント
8.接着剤除去の基本
9.オーシカ商品、取り扱い商品(タイトボンド)の説明
10.事前質問の回答
▼質議応答へ
はやし個人の「なるほど!」項目
★進行、ホワイトボードを担当していたため、メモ書きはありません。
1.酢ビに、架橋材<イソシアネート:H-3M>を100:15で加えると耐水性、耐溶剤性が優れる
2.使用有効期限(メーカー公称) 酢ビ:最長1〜2年 架橋材:0.5〜1年
3.酢ビに水を足しての使用は接着強度を保証できないので、メーカーとしては推奨できない。
4.接着剤の保存について
使用後に蓋をする時に、窒素ガスで缶の中の空気を追い出すと硬化し辛くなる。
窒素ガスは入手し辛いので、パソコン掃除用のスプレー(500〜800円くらい)を30秒くらい使用する。(仕上げオイル缶でも効果あり:検証/はやし)
小分けする場合は缶。
※樹脂ボトル、ガラス瓶は外気(湿)の侵入あり
5.ほぞ内の空間は、接着剤を満たす。
(ホゾ先とホゾ穴の底面に糊を効かせることを「“底糊”を効かせる」、と言うらしい)