木の仕事の会は、木工を生業とする、またはそれを目標とする個人・団体の集まりです。

木工旋盤講習会

10月13日、木の仕事の会の会員で旋盤での製作をメインにされている方を講師に招き、
浜田工房にて木工旋盤講習会が開かれました。
講習会に参加された「工房斎」の斎田さんがレポートを書いて下さいました。

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** 2008年木工旋盤講習会レポート ** 
 

10月13日 体育の日 快晴の月曜日

浜田工房さんが企画して下さった木工旋盤講習会に参加してきました。

自分は仕事で木工旋盤を使っていますが、全くの我流なので基本を教えてもらえるこのチャンスに飛びつきました。

朝6時半に自宅を出発し、8時半ごろに浜田工房さんに到着。

ほどなくして大阪方面からの参加者も到着。

集まったみんなの顔が満面の笑みなのは、やっぱりちゃんとした技術を勉強できる嬉しさからでしょう。

今回の講習では浜田工房さんと講師の先生が用意してくださった4台の木工旋盤に加え、自分を含めた参加者数人が自分の旋盤を持ち込み、合計8台の旋盤がそろいました。

8台の木工旋盤はひとつとして同じ物がなく、浜田さんも仰ってましたが、これから木工旋盤を購入しようと考えている人には、大小さまざまな木工旋盤を一度に見て比較できる、とてもよい機会だったと思います。

ちなみに、自分が持ち込んだグリズリーの木工旋盤はコストパフォーマンスと実質剛健な作りでとても好評でした。

旋盤の準備が済んでプロのターナーによる講習がスタート。

午前中は刃物の研ぎを中心にした講習です。

刃物の研ぎ方はこれまで自分がやってきた方法と違い、最初はちょっととまどいましたが、すぐになんとなくコツをつかむことが出来ました。

やっぱり理論的に的確な解説してくださる先生の言葉には重みがあり、目から鱗が落ちること数知れず。

刃物の研ぎは専用の治具を使ってグラインダー行いますが、今回は手作りの研ぎ治具を人数分用意して下さっていて、それをおみやげとしていただいてきました。

その治具は実践的な作りで、さすがプロのターナーと感心

研ぎがなんとか出来るようになったら、いよいよ小皿作りの実践作業です。

ここでも既に下準備した素材が用意されていて、すぐに作業に入ることが出来てありがたいことこの上なかったです。

自分は棒物削りは日常的に仕事でやっていますが、皿を削るのは生まれて初めてのことです。

生まれて初めてなのになんとかやれたのは、ひとえに先生の指導のおかげです。

我流の見よう見まねでは無駄な時間ばかり掛かって悪戦苦闘してもなお、まともには出来なかったと思います。

小皿作りはまず外側を削って仕上げ、そしたらそれを裏返して内側を削ります。

なにしろ初めてやるので勝手が分からずオロオロしつつもなんとか外側を仕上げ、内側の削りに入ったとたんに難易度が数段アップ。

高いところから低いところへ削るのが基本だけれど、刃先が ガッ!と食い込んでひやりとすること数回。

ここで先生から刃の先端だけを使って削るのではなく、45度に傾けて刃の全体を使って削るようにとアドバイスを受けると、おおお〜、さっきより上手く削れました。

疑問点をすぐにその場で先生に質問できることの、なんとシアワセなこと。

小さな小皿作りに悪戦苦闘し、それでも夕方には完成!

でも本当は今回作った小皿は持ち帰ったら漆で仕上げようと考えていたのですが、ペーパーの掛けすぎで、その熱で木が死んでいるから漆は綺麗に仕上がらないとアウトの判定を先生からいただいてしまいました。残念。

今回は無難にプレポリマーで仕上げました。

生まれて初めて小皿を作ってみて、木工旋盤の難しさと奥の深さと、そして面白さを知りました。

木工旋盤は、実におもしろい!

今回の木工旋盤講習会は入門編でしたが、僕にとってまたとない勉強をさせていただきました。

やはり基礎をちゃんとした先生から教わるって大事ですね。

企画してくださった浜田さん、講師の先生、ありがとうございました。

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以上、斎田さんのレポート。
 

その他の参加者のブログ。
 
木の工房KAKU 賀來さんの日記
工房斎 斎田さんのブログ
”木のもの”楽木屋 南部さんのブログ
虹紙製作所 和田のブログ

カテゴリー: 2008年度事業 — 和田英男 @ 2:14:23 2008/10/21 火曜日

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