木の仕事の会 十周年記念展 開催のお知らせ
『使い手と作り手の顔の見える物づくり』をテーマに開催してきた『木の仕事展』。
今回は『木の仕事の会』の活動10周年を記念して、会員がこれまでに手がけた逸品を持ち寄った企画展を開催します。
この機会に様々な形の木の仕事をご覧ください。
■木の仕事の会10周年記念展
「木の仕事、ひとり逸品持ちより展」
今年度をもちまして、木の仕事の会も無事に10周年を迎えることができました。
この10年という節目を記念して、会員の皆さんが日頃されている木の仕事の多様性について多くのかたに知っていただける機会として「木の仕事、ひとり逸品持ちより展」と題する展示会を開催いたします。
10年前、関西で活動する木工家10人あまりで始まった会が、今では、木の仕事の会という名称にあるように木工家のみならず、木の仕事にかかわる個人が、地域の枠をこえて80名を超える会員を擁する会になっています。
この会の特徴としては、それぞれの意思を持って入会し、普段はメーリングリストを通じた情報交換と、会員の自主企画による勉強会やグループ展を主な活動とした、ゆるやかなつながりと交流にあると思います。
その特徴ゆえに、それぞれの会員間のリアルな交流というのが、必要不必要の如何は問わずしてもなかなか実現しにくい状況にあるかもしれません。
今回の展示会は、展示会タイトルにありますように、会員自身のこれまでの活動で記憶に残る作品もしくは自社商品、木(もしくはそれを用いた木工品、または、普段から使われている道具などでも良いかもしれません…)とそれにまつわるストーリーを記載したパネル的なものを展示し、そのような感じで持ち寄った展示品で、「木の仕事の会」のゆるやかで多様な組織体を展示会というカタチで表現してみたいと思っています。
■会場 イロリムラ[89]画廊 http://irori2005.com/ 展示室3
■会期 2017年1月20日(金)21日(土)12時〜20時
22日(日)12時〜18時