美濃国池田山麓クラフト展
この4月19日、20日に“美濃国池田山麓クラフト展”へ
“木の仕事の会”企画展『木の椅子』として、有志で出展いたしました。
地元の行事的な色の濃いイベントだったこともあり、来場者は地元のかたが多く見られたようで、老若男女幅の広い皆さまに、我々のお仕事をご紹介させていただく良い機会になりました。
また、会員の浜田由一さんの5分の1の椅子達も
<特別企画>北欧家具のミニチュア展として展示されました。
この4月19日、20日に“美濃国池田山麓クラフト展”へ
“木の仕事の会”企画展『木の椅子』として、有志で出展いたしました。
地元の行事的な色の濃いイベントだったこともあり、来場者は地元のかたが多く見られたようで、老若男女幅の広い皆さまに、我々のお仕事をご紹介させていただく良い機会になりました。
また、会員の浜田由一さんの5分の1の椅子達も
<特別企画>北欧家具のミニチュア展として展示されました。
4月4日(金)
コープ自然派奈良/ 健康住宅コーディネート協会 まどり 共催
プロから教わる「春休み親子木工セミナー」へ、
木の仕事の会から講師として行ってまいりました。
講師/服部、岡村、賀來、名嘉眞の4名(敬称略、順不同)
参加者34名、(大人13名、子供21名)
NPO法人 健康住宅コーディネート協会 まどり
http://www.kenko-jyuutaku.com
コープ自然派奈良
http://www.shizenha.ne.jp/nara/
家具の音楽/名嘉眞
6月3日(火)〜6月11日(水)の9日間にわたって、数十人の木工家が名古屋の中心部、栄地区、3ケ所で展示会を行います。
そして6月8日(日)には、日本のモダンデザインの3巨匠の一人で建築家であり、家具デザイナーの長大作さんと、東京国立近代美術館 工芸館主任研究員である諸山正則さんをゲストスピーカーとしてお招きして、フォーラムを行います。
企画展のひとつである“木工家30人展”“スプーン展”には、当会会員からも出展いたします。
是非、お運びください。
Pre Music of furnitures’ exhibition
家具の音楽/名嘉眞 正展が始まりました。
奈良県桜井市のインテリアショップ/JP.formeにて16日まで開催中。
DRM sofa setを展示しております。
ご観覧いただければ幸いです。
出展者名 | 工房名 | タイトル | |
---|---|---|---|
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浅野紀子 | ガラリクローゼット | |
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池田耕太郎 | 木工庵 | テーブル |
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池田耕太郎 | 木工庵 | 長椅子 |
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賀來寿史 | 木の工房KAKU | Nuts kitchen cafeテーブルセット |
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谷口裕司 | 工房むく | キャビネット |
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谷口裕司 | 工房むく | チェスト |
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谷口裕司 | 工房むく | チャイルドチェア |
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谷本 裕 | 丸一木工所 | 壁面収納家具 |
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谷山 勉 | 木の工作舎 | チェスト |
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谷山 勉 | 木の工作舎 | ウォールキャビネット |
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津田佳恵 | ダストBOXシェルフ | |
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津田佳恵 | チェスト | |
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豊川忠宏 | 豊川木工 | cafe テーブルセット |
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名嘉眞正 | 家具の音楽 | daruma sofa |
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服部 篤 | 木工房ろくたる | 飾棚 |
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松下由典 | Wooden Furniture Yoshinori | ベンチ |
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松下由典 | Wooden Furniture Yoshinori | ウォールミラー |
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松下由典 | Wooden Furniture Yoshinori | チャイルドチェア |
「木の仕事展」皆様のおかげで無事終了いたしました。
それぞれのスタンスで真面目に取り組んだ作品が並びました。
ご来場の方々からも好評だったようです。
何点かは販売成立、今後の仕事の依頼も。
また個人的に嬉しかったのは、今回の展示会をご観覧いただき多数の入会希望があったことです。
事務局冥利につきます。
それから今回は要望の強かった、講評会も開く事ができました。
ほぼ参加者全員が有志で出席、ギャラリーにも囲まれとても良い雰囲気になりました。
私たち木工従事者は肩書きやスタンスの違いはあれど、それ相応の仕事に対する熱意を皆持っていると思います。
普段は黙ってそれを仕事の中にのみ注ぎ込みます。
でもああいう場があれば、「伝えたい、聞きたい」という事を素直に言葉にできるものだと感じました。
そんな皆さんの前向きな姿勢が、講評会の雰囲気を作ったのだと思います。
正直、延長戦2時間半でも足りませんね。
みなさんホンマえぇ顔です
今回の「木の仕事展」は、来場者にちゃんと見てもらえる事を主眼におきました。
昨年度の反省から、気持ち良く見てもらう事の重要性を痛感したからです。
それを考える事で、なによりも私たち自身が気持ち良く展覧会を終えることができました。
なにぶん到らない所もあったとは思いますが、今後へ向けてのより良き課題にしていきたいと思います。
関係者ならびに、お越しいただいた皆様ありがとうございました。
「木の仕事展」
大阪心斎橋ギャラリーキャナル長堀
2007年10月16日(火)~24日(水)
(10月21日(日)講評会有志により開催)
木の仕事の会事務局 名嘉眞
みなさん、こんにちは。
松田明功です。
遅ればせながら、過日行われました
「第9回創造の森 上野村フェスティバル」の様子について
つれづれに…。
全国各地から約50組の作家が集結、関西方面からの方も結構いらっしゃいました。
こういう場に来ると、それぞれの品々に個性がにじみ出ていることを
感じますが、このフェスティバルではさらにそれが強く出ている印象を受けました。
家具木工品は言うに及ばず、寄せ木細工に取り組む方、
たま杢の材料のみを使って箸やペーパーナイフばかりを製作している方、
家具というより木を使ったオブジェという完全にアート寄りな方など、
まさに個性百出でした。
私は1日目が店番、3日目は仕事のため、ゆっくり回れたのは2日目だけで、
1日ではなかなかじっくり見きれないボリュームでした。
ただ1日目の終了後、出展者交流会へ参加して作家さんたちと
お話しする機会もあり、充実した時間を過ごすことができたと感じています。
先の台風9号の被害で、村へ東側から入るルートが通行止めとなっており、
そのため例年よりも来場者数はかなり少なかったのが残念な点です。
(毎年、天気には悩まされているそうで、日程の変更も幾度と検討されている
そうですが、村の他のイベントとバッティングするため結局この時期になるそうですが…)
職場のブースは、猛烈に忙しい時期とぶつかってしまったため、
ほとんど準備らしい準備もできないまま当日を迎えてしまい、
私が作ったものも、ブース全体の様子もかなり消化不要な状態でした。
来年にはもっともまともなモノが作れるよう、日々努力だなと
改めて感じました。
<作業のポイント>
モデル材料
材は浜田先生が椅子のモデルを製作される中で適材として辿りつかれた「イゲム」という通称「南洋ヒバ」とも呼ばれる樹種を使用します。
フレーム構造の丸棒削り
角棒から豆ガンナでおおまか八角形から十六角形へ削り、Rに合わせたスクレイパーで成形
精度0.2mm以内で誤差におさまるようノギスで確認しながら、曲面に当て木にそえたサンドペーパー仕上げていきます。
モデルの精度
小さいから適当ということではなく、5倍の誤差になるということを意識して作業する。
背板は熱し曲げ
水分を含ませ、ヒートガンの温風を当て、曲げ木の基本原理で、
曲げかたも、図面通りに曲線を滑らかに再現するように、単に曲げるではなく、押す方向へ力を加えながらながら曲げるのがコツだそう。
木口台で部材の長さ決め
同じ長さの部材が数本ある場合、木口台にストッパーをつけて削る。
どうすれば、早く綺麗にできるか常に考える。
丸ホゾの加工
ホゾの長さの墨をつけ、胴付をカッターナイフで部材を回しながら、所定の深さに切れ目を入れていく。
この際、小刀等の片刃の刃物だと、刃が逃げてしまい不適当で、両刃のカッターナイフが適切だということです。
実際、小刀で同じ作業をしてみましたが、確かに逃げてしまいました……。
ホゾの付けかたも、真鍮パイプの穴を上手く利用し、最終的に誰にでも加工できる浜田先生流の方法で、ちょっとした治具や道具を工夫することで、加工の精度が上がります。
ボール盤で、ホゾ穴を掘ります
傾斜が左右対称になるので、向きに注意しながら作業します。
正直に告白いたしますと、
ここで、左右対称の意味を取り違えて、一カ所反対の角度で開けてしまったことと、
穴が逃げて少しずれてしまったのに気付かず、組んでしまってから、5倍の誤差の怖さをもろに実感しました。
貫部材ののテーパー加工
金ヤスリで加工するほうが早い、(道具の適材適所)
サンドペーパーで成形しない。(どうしても面がだれてしまい、線がきちっとでない)
フレームの組み立て
背板を図面のカタチに加工
荒取りから、カンナで整える。
背板の取り付け部を切り欠く
背板の曲がりが少ない場合、加工墨は現物合わせにする。
小刀で荒取り、豆ガンナで追い込み、背板曲面への吸付き部は、丸ノミ、彫刻刀ですき取る。
背板の取り付けと、ダボ打ち
座の編み
使わない道具は、常に片付けるように心がける。
実物とまったく同様の手順で編んでいく。
紐を結んだり、子どもの頃から苦手だったので、編みの手順も当初トンチンカンなことをやってしまいましたが、なんとか編み上げることができました。
“木の仕事の会”事務局 木の工房KAKU 賀來です、こんにちは。
8月18、19日『浜田工房サマーセミナー/椅子のモデル製作』を実施いたしましたので、“木の工房KAKU”サイトの日記よりの転載になりますがご報告させていただきます。
木の仕事の会
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