木の仕事の会は、木工を生業とする、またはそれを目標とする個人・団体の集まりです。

“いろんな木の積層材のテーブルセット”<木の工房KAKU>

“心地いい”家具・木工展の内包的テーマ「一人暮らしの家具」にあわせ、また、木の工房KAKUとしても、新しいテーマ、新機軸にチャレンジする試み的な意味合いも含めたテーブルセットです。

お食事にも、ちょっとしたお仕事にも、これひとつあれば取りあえずは便利ではないかという機能面でのサイズとボリュー ム、そしてデザイン面での軽快さでテーマを表わしてみました。
また、新機軸として、『いろんな木』積層材とスチールという異素材の組み合わせを用いています。

木部には、普段より『木の工房 KAKU』の制作テーマのひとつでもある『いろんな木』で『いろんなモノ』をという言葉を具現化する意味も込めて、積層材には上からホワイトアッシュ、ブラックチェリー、ブラックウォールナット、ケヤキ、タモと5種類の色味、雰囲気の異なる樹種を用いています。
また、金属部には無垢のスチールを用い、細身の外観からの印象を裏切る、ちょっとぐっとくる程良い手応えのある重さでその質感を感じさせています。

今回の試みには、もの知らぬ若造の思いつきに耳を傾け、そしてそれを見事にカタチにしてくださった鉄工所の職人さん、モノづくりの神髄を学ばせてくださる、尊敬する家具職人の先生と出逢いがあって、思い描きカタチづくることができました。

カテゴリー: — 事務局KAKU @ 3:58:22 2007/5/7 月曜日

木の仕事の会

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