“ダイニングチェア”<木の工房KAKU>
本の暮らしの中にある無垢の木のダイニングテーブルに合わせられるオーソドックスなダイニングチェアというコンセプトでデザイン制作してみました。
あくまで日常における椅子という役割を考え、足し過ぎず、引き過ぎず、いつもそこにあって、ずっと普通に使ってもらえるような椅子。
日常でのいろいろな座り姿勢を考慮し、最小限で、適当な位置での身体の支えとなる背もたれと、どの向きでも腰掛けられる程良い広さの座面。
生活の中の椅子にいかがでしょう……。
今回、座板の厚さは、板厚感や無垢材の質感を感じられるよう、少し贅沢な厚みにしていますが、このフレームをベースに、座面を編みや革などの異素材と組み合わせるという展開も面白いかと思っています。